銚子電鉄の物語が、フジテレビ系「プレミアA」で放映されていました。
銚子には出張で行くことがあるので、何か親近感もあり、見てしまいました。
銚子電鉄の存亡をかけて、はじめた名物の「ぬれ煎餅」のウェブショップ。
なかなか結果が出なかったということですが、ホームページを管理していた方が、打つ手が無くなった時に書いた思いの詰まった文章をホームページに掲載したら何が起こったか!?
それまでには考えられなかった注文が入り始めたというのです。
注文した全国のユーザーの方のインタビューがありましたが、やはり文章から感じ取った思いの強さが決めてとなり、購買へと気持ちを動かしたのです。
注文することで、力になってあげたい!そう素直に感じたのでしょう。
ここから我々が学べることは、ウェブはデジタルだから心が無いように思われがちであったり、やらせをしても分からないという考えを持っている人もいるようですが、本当に心をこめて書いた文章は心に響くということなのだと思います。
今、私は歯科医院や中小企業のウェブ活用に携わっています。
その中で、院長先生や社長さんから書くのが難しいとか、時間がないからといったお声を頂戴するのですが、誰かが代わりに書いたものでは伝わらないということを改めて強調したいのです。
銚子電鉄の方々は、本当に困ってから必死の思いで、人々に思いを伝えたい一心で書いたのです。そんな貴重な体験を我々に教えてくれているのですから、我々は困ってからではなく、今すぐ、患者さんのため、お客さんのために日々考え努力しているありのままを、自分たちがこだわっている思いを届けたい人々の顔を思い浮かべながら、素直に書いていきたい、書いていくべきだと思うのです。
文章が下手だとか、同業の人間に見られて恥ずかしくない内容でないと・・・なんて考える必要なんてないのです。
我々が思いを伝えなければならないのは、患者さんでありお客さんだからです。
お客さんひとりひとりと十分にお話しする機会がある方は、もしかしたらブログもホームページもいらないのかもしれません。
でもたまにしか会えなかったり話せないのなら、ブログという簡単で便利なツールを使って少しでもお客さんとのコミュニケーションをしてみたらどうでしょうか!?
毎日でなくてもいいと思います。週に一回でも、不定期でも、きっとお客さんや患者さんとの距離が縮まるはずです。
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